「無届け介護ハウス」は認めるべきだとおもう
法律で義務づけられた届け出を行わないまま、空き家などで高齢者に介護サービスなどを提供する有料老人ホーム「無届け介護ハウス」が増加しているため、厚生労働省が実態を把握するため緊急の調査を行うとのこと。
届け出すると、国のガイドラインに沿っているかチェックが入るんでしょう?
届け出のための費用も含めて、ガイドラインに従うための費用は誰が出すかって言えばもちろん「入所する高齢者」なわけで。
切羽詰まっている入所希望者、お金がない入所希望者にとっては「上等すぎる、オーバースペックすぎる」
良いサービスを受けられた方がいいけど、とにかく安い方がいい、サービス悪くても構わないって需要は絶対あるとおもう。
国の規制はそういった層を切り捨ててる。
一億総中流の世の中なら 全体の底上げってことで理解できるけど、貧富の差が拡大していく世の中では かえって「割れ窓」を増やすだけな気がする。
ガイドライン作るのはもちろん必要だけど。
「うちの介護ハウスはガイドラインの50%までしか基準を満たしていません!」
「無届けです!介護の資格持ってるスタッフはひとりもいません!」
みたいに堂々と看板出せるようにすることこそ、資本主義な世界のあり方だとおもう。