選挙に行く意味
日本の有権者数は約1億人、1億分の1 の票に意味なんかない=選挙に行く意味はない、って話。
たしかに私らが1票入れても何も変わらないとおもう。
だからといって「おまえら有象無象の票なんか無意味なので選挙権は年収500万以上の税金払ってるやつ限定にします」ってなったら、なにそれ許せん差別だ選挙権よこせ投票するし!って言い出すんじゃない?
実際に言い出した人がいて、その人らが頑張ってくれたおかげで下々まで投票できるようになった。
だから投票に行く意味ってのは「がんばって選挙権ゲットしてくれたじいちゃんばあちゃんに報いるため」ってのが大きいと思ってる。
ほんの100年前までは結構な額を納税してる人しか投票できなかったんだよね。人数的には国民の5パーセントくらい?さらにもう30年くらい前になると、そもそも選挙って制度自体がなかった。統治者の家族に生まれるか、そいつら殺す/失脚させて立場を奪い取るか。
そんな中、そこらの墓のなかに入ってる人らが がんばってくれたおかげで いま我々が面倒くさい目にあってるわけなんだがw
女子に選挙権が与えられ、国民の半数ほどが選挙権を持つようになったのが戦後だからまだ80年ほど。江戸時代でいえば家康から5代将軍綱吉になったくらいの期間。
現在の選挙制度ってのはまだまだ若く、千数百年の日本の歴史の中でもつい最近のものでしかない。洗練された仕組みではない。というわけで、ヘンだとおもうならガンガン声をあげて制度自体を変えていけばいい。
自分としては、票を誰かに委託できるようになればな、とおもう。たとえば親とか、信頼できるタレントとか。実現したらカネで買う奴とかパワーで強奪するやつとかあふれそうだけど。
元記事では政治を変えたいなら自分が政治家になるしかない、と書かれている。
なればいいと思う。
1票は無力でも10票100票となってくればちょっと意味合いは変わってくる。インターネット・SNSが普及した現在、個人の意見で大勢に影響を与えることができるようになった。増田に書くだけでも立派な政治活動だが、できれば誰が書いたのかわかるブログでやってほしい。
いっぱい良い意見が読めれば嬉しいな。